第52回神戸まつり(神戸市民祭協会主催)のメインフェスティバルが18日、神戸・三宮周辺で開かれた。初夏の汗ばむ陽気の中、華やかな衣装のサンバダンサーら出演者が渾身のパフォーマンスを披露し、沿道から拍手や声援が送られた。
阪神・淡路大震災の発生から30年となった今年は、地元で歌い継がれてきた「しあわせ運べるように」の合唱で幕開け。作詞作曲した臼井真さん(64)が指揮し、子どもたちが伸びやかな歌声を響かせた。
フラワーロード周辺で催される毎年恒例の「おまつりパレード」には、地域団体など63団体約4600人が出演した。力強い吹奏楽の演奏やサンバチームによるリズミカルなダンスなどが繰り広げられた。
神戸市民祭協会によると、一帯で約78万9千人が訪れたという。(中村有沙)
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