学生時代、がんで闘病する母をみとった介護士の三島俊祐(しゅんすけ)さん(30)=尼崎市=が、小さな折り鶴を全国各地で配っている。大人に代わり日常的に家事や家族の世話を担う「ヤングケアラー」だった経験から、当事者への理解や支援の輪が広がるように願いを込める。折り紙は晩年の母と心を通じさせてくれた。これまでに手渡したのは計930羽。もうすぐ目標の千羽に届く。(千葉翔大)
学生時代、がんで闘病する母をみとった介護士の三島俊祐(しゅんすけ)さん(30)=尼崎市=が、小さな折り鶴を全国各地で配っている。大人に代わり日常的に家事や家族の世話を担う「ヤングケアラー」だった経験から、当事者への理解や支援の輪が広がるように願いを込める。折り紙は晩年の母と心を通じさせてくれた。これまでに手渡したのは計930羽。もうすぐ目標の千羽に届く。(千葉翔大)