目の前に迫ったゴールまで駆け抜ける村上聡子さん=神戸市中央区東川崎町1(撮影・大田将之)
目の前に迫ったゴールまで駆け抜ける村上聡子さん=神戸市中央区東川崎町1(撮影・大田将之)

 阪神・淡路大震災の発生から30年という節目の年の神戸マラソン2025(神戸新聞社など共催)。コースは刷新されても、支え合う参加者たちの姿は変わらない。地震のもたらした悲しみや復興の中で生まれた夢を、前に進む力に変えるランナー。最後の一人が走りきるまで、沿道から拍手と声援が絶えることはなかった。