かこがわ検定受検者の推移
かこがわ検定受検者の推移

 約20年続いたご当地検定「かこがわ検定」が、今年3~5月の開催をもって最終回を迎える。地元の市民団体が問題を考える手作り検定で「(地元住民が)知っとるようでよう知らんこと」を意識した出題で親しまれてきた。初回の2006年度には177人が受けたが、12年度以降は受検者数が2桁に落ち込み、ここ数年は50~70人台で推移。主催する加古川観光協会などは「役目を果たした」として終了を決めた。(宮崎真彦)

 同検定は07年に始まり、市の魅力を紹介した書籍「新・かこがわ事典」の編集メンバーでつくる市民団体「すっきゃ加古川」が問題を作成。同団体には、地域住民や市職員OBらが名を連ね、市外からの観光に結びつけるタイプの検定ではなく、地元住民に寄り添ったスタイルを貫いてきた。

 代表の池田吉弘さん(68)は「当初ここまで長く続くとは思っていなかった」と振り返る。出題については「切り口をどんどん変えながらやってきて、地元・加古川を知るきっかけづくりになった」と話す。