人口減少が進む地域で、住民が公共インフラを整備する取り組みが広がりつつある。人口約4万3千人の南あわじ市でも、市道などの小さな修繕は地元の判断に委ね始めた。背景に何があり、どのように運用されているのか。現場を取材した。(劉 楓音)
南あわじ市の南東部、諭鶴羽山系の裾野に位置する灘地区。果樹栽培が盛んで海と山の景観が美しい地域だが、人口減少が激しい。人口は480人(1月時点)で、20年前からおよそ半減した。
民家は地区内に点在し、山道は急坂が多く、道幅も狭い。ひび割れが目立つ路面や生い茂る木に覆われた箇所もある。
























