春闘で高水準の回答が出され、各地でメーデーを迎える中、非正規労働者の交渉、いわば「非正規春闘」が続いている。正社員との賃金格差はなお大きく、解消に向けた支援の動きは兵庫県でも広がっている。ユニオンと呼ばれ、個人で加入できる県内の企業外労働組合は今年「ひょうご非正規春闘実行委員会」を結成。最低賃金の引き上げを兵庫労働局に申し入れ、街頭活動などに取り組んだ。
厚生労働省によると、2025年時点の全国の非正規労働者は約2100万人で、労働者全体の36・5%。正社員・正職員の賃金はおおむね年代に応じて伸びていくが、非正規など「正社員・正職員以外」の上昇幅は小さく、特に女性はほぼ横ばいとなっている。
「非正規春闘」を巡っては、23年から関係団体でつくる全国的な実行委員会が活動しており、今年は非正規の「10%以上の賃上げ」を掲げ、大手外食企業などと交渉に臨んだ。今年は県内でも「県パート・ユニオンネットワーク」や「ひょうごユニオン」が1月、各地の労組に連携を呼びかけて独自に実行委を結成した。























