台風6号の進路予報図(1日午後6時現在)=気象庁HPより
台風6号の進路予報図(1日午後6時現在)=気象庁HPより

 神戸地方気象台は1日、北上する台風6号が3日未明から明け方にかけ、兵庫県に最接近する見通しを示した。進路によっては県南部で警報級の大雨が降る恐れがあり、沿岸部では強風や高波への警戒が必要としている。新たな防災気象情報の運用が先月29日に始まっており、変更後の名称などを確認しておく必要がある。

 台風は九州南部に接近後、次第に進路を東へ変えて進むと予想されている。同気象台の1日午後2時の発表では、台風が予報円の中心を通る場合、兵庫県南部が2日夕方、県北部が2日夜に強風域に入る見込み。

 2日正午からの24時間雨量は多いところで南部が120ミリ、北部が80ミリで、陸上の最大瞬間風速は南部が30メートル、北部が25メートルになる見通しという。

 ただ予報円の北寄りを通った場合には、2日深夜から3日朝にかけ、淡路島など県南部が暴風域に入る可能性もある。気象台は「予想進路上の海水温が高く、台風の勢力が衰えにくい。暗い時間帯の接近となるため、進路に注意しながら早めの避難を心がけてほしい」と呼びかけた。

 暴風域に入る可能性がある南あわじ市の担当者は「台風の勢力が強く、今後の進路によって避難情報を出すかどうかの判断も変わる。状況を注視しながら、市民にはひょうご防災ネットを通じて備えを呼びかけたい」と話した。

 新たな防災気象情報は、警報などを発令する場合、災害リスクを5段階で表した警戒レベル(L)と併記して伝えるのが特徴。L3相当の「警報」とL5相当の「特別警報」の間に、L4相当の「危険警報」が新設された。(井沢泰斗)

■神戸空港発着の計19便が欠航

 台風6号の接近を受け、関西エアポートは1日、神戸空港と那覇、下地島、鹿児島の3空港を結ぶ計19便が欠航したと発表した。

■ベイ・シャトル、きょう一部欠航

 台風6号の接近を受け、神戸空港と関西空港を結ぶ高速船「神戸-関空ベイ・シャトル」は2日午後から夜にかけて計16便の欠航を決めた。神戸発は午後2時~10時45分の8便、関空発は午後2時45分~午前0時の8便が対象。代替バスは運行しない。