平荘郵便局を代表して署長感謝状を受けた猪坂磨子局長=加古川署
平荘郵便局を代表して署長感謝状を受けた猪坂磨子局長=加古川署

 詐欺被害を未然に防いだとして、兵庫県警加古川署は22日、平荘郵便局(同県加古川市平荘町山角)に署長感謝状を贈った。猪坂磨子局長(63)が代表で受け取った。

 同署と猪坂局長によると、3月4日午前、市内の60代男性が「起業支援の補助金を受け取るために、ATMの出金限度額を最大まで上げたい」と訪れた。窓口で応対中、男性はラインの指示に従っていたという。やりとりに違和感を抱いた猪坂さんが「入金してもらえるのに、出金限度額を上げるのはおかしいですよ」などと男性を諭したが、聞いてもらえず、警察を呼んだ。

 男性は動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を視聴中に表示された広告からラインのやりとりが始まったという。

 感謝状を受けた猪坂局長は「お客さんのお金を守ることができてよかった」と述べ、同署の左山元彦署長は「民間の力がないと窓口で詐欺を防げない。ファインプレーだった」と感謝を伝えた。(斎藤 誉)