橋桁の設置作業が進む阪神高速湾岸線西伸部=1日未明、神戸市東灘区向洋町中5(撮影・鈴木雅之)
橋桁の設置作業が進む阪神高速湾岸線西伸部=1日未明、神戸市東灘区向洋町中5(撮影・鈴木雅之)

 神戸の臨海部を結ぶ「大阪湾岸道路(阪神高速湾岸線)西伸部」の工事が、神戸・六甲アイランドで進んでいる。六甲ライナーの線路を東西に横切るような配置でコンクリート製の高架橋脚が立ち並び、一部では橋桁が架けられた。巨大事業に伴い、ミナト神戸の風景が変わり始めている。

 同道路のうち阪神高速5号湾岸線は六甲アイランドまで開通し、西伸部に当たる六甲アイランド北(神戸市東灘区)-駒栄(同市長田区)で事業が進む。開通時期は未定だが、ポートアイランドを経由する海上に長大橋が建設される。

 六甲アイランド地区では、国土交通省や阪神高速道路会社が高架橋を建設中。6月30日夜~7月1日未明には、交差点を交通規制して高さ約14~16メートルの橋脚に橋桁を設置する工事を行った。長さ約34メートル、重さ50トン超の橋桁が巨大なクレーンにつり上げられ、作業員が手際よく位置を調整しながら取り付けた。

 工事を担当する国交省浪速国道事務所は「完成すれば阪神高速3号神戸線の大幅な渋滞緩和も期待されている。着々と進めたい」としている。(岩崎昂志)