子育て世代などの人口増が続く明石市で、大久保北中学校(大久保町大窪)の生徒が急増している。もとは1987年に大久保中から分離したが、宅地の開発が進み、同中と同じ大規模校に。文部科学省が「35人学級」の実現を進める中、プレハブ校舎を建てても教室は足りず、市教育委員会はもう1棟追加する計画だ。職員室も手狭なため、校長室を転用するなど対応に追われている。(森 信弘)
「ここはもともと、生徒の相談室でした」
大久保北中の小倉寛樹校長が、会議室のような雰囲気の校長室を案内してくれた。職員室に隣接していた従来の校長室は、今は「第2職員室」として使われ、教員の机が並んでいる。生徒数の増加に伴い教員や介助員が増え、職員室が手狭になったためだ。
相談室がなくなり、生徒と教員が相談する際は、保健室や図書室など、その時に空いている場所を使うようにしている。小倉校長は言う。「会議室だった部屋も、今は教室に使っている。空いている場所は、もうどこにもない」























