深夜に営まれる「星下り会式」で、参拝者を清める僧ら=8日深夜、神戸市灘区、摩耶山天上寺(撮影・風斗雅博)
深夜に営まれる「星下り会式」で、参拝者を清める僧ら=8日深夜、神戸市灘区、摩耶山天上寺(撮影・風斗雅博)

 一度のお参りで4万6千日分の功徳と御利益が得られるとされる「四万六千日大祭」が8日から9日にかけ、神戸市灘区の摩耶山天上寺で営まれた。日付の変わり目に祈ると願いがかなうとされ、深夜の山上で参拝者が所願成就を祈った。

 同寺では最も大きな祭礼。9日午前0時には本尊に招福の星が下るとの言い伝えがあり、8日夜から9日にかけての行事は「星下り会式」と呼ばれる。

 8日の日中は山伏による護摩が境内でたかれ、日没ごろから、置き灯籠が本殿に並べられた。星下り会式は午後11時ごろに始まった。日付をまたいで続いた読経に合わせ、本堂に集まった約200人の参拝者も手を合わせたり、お経を読み上げたりしていた。

 小学1年生の長男と夫と初めて参加した女性(48)=明石市=は「子どもが穏やかに過ごせるように祈りました」と話していた。(鈴木雅之)