食の秋も本格化-。兵庫県丹波篠山市内で収穫された丹波マツタケの今季初めての競りが28日、同市郡家の丹波篠山市場で行われ、6本(208グラム)が110万円の高値で落札された。市内の老舗料理旅館「近又」が競り落とし、2018年の同市場開設以来の最高額となった。
丹波マツタケは、兵庫と京都にまたがる丹波地域で採れる国産マツタケの高級ブランド。上品な香り、味や歯ごたえの良さで全国的に知られ、競りは例年11月中旬まで行われる。
競りにかけられた6本は27日に同市中部で採取され、長さ約6~11センチ。同市場の競り人、井関智晴さん(34)は「必要な時期に雨があったおかげで、香りもしっかりしており上等」と太鼓判を押す。通常は1キロ当たり15万~20万円ほどだが、今回は初物のご祝儀相場で、同約530万円という破格の値が付いた。
競り落とした「近又」の吉村規嗣料理長(40)は「しびれた。落札できてほっとしている」と笑顔。同旅館は改装を終えて10月1日にリニューアルオープンする予定で「マツタケ会席で、ぜひお客さまに味わっていただきたい」と話した。(堀井正純)























