バスケットボール女子のWリーグは8日、兵庫県姫路市を本拠地とする「姫路イーグレッツ」が2022~23年シーズンから参入すると発表した。リーグが1999~2000年シーズンに発足して以来、兵庫県からの加入は初めて。現在、関西以西に拠点を置くチームはリーグになく、チーム数は14に増える。
姫路は13年に発足し、今年4月に「AC播磨イーグレッツ」から改称した。現在はWリーグに次ぐ地域リーグの西日本で活動し、20年度は7チーム中6位だった。
運営会社はイーグレッツ社(姫路市)で、ヘッドコーチの岡田隆造氏(62)が社長も務める。チームの代表兼GMは弟の隆人氏(60)。観賞魚用飼料メーカーで国内トップシェアのキョーリンフード工業(姫路市)がメインスポンサーとなる。
チームには現在、西アフリカのマリ出身で195センチの長身センターら、14選手が所属している。Wリーグ参入に向け、入団テストを実施する予定。
Wリーグは20~21年シーズン、トヨタ自動車がENEOSの12連覇を阻み、初優勝を飾った。(藤村有希子)









