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紀平梨花がカナダに練習拠点移す 名伯楽オーサー氏に師事

2021/09/08 20:19

 フィギュアスケート女子で全日本選手権2連覇の紀平梨花(トヨタ自動車、西宮市出身)が8日、練習拠点をカナダ・トロントに移すことをマネジメント会社を通じて発表した。新たに男子の羽生結弦(ANA)らを育てたブライアン・オーサー氏の指導を受け、来年2月の北京冬季五輪で初出場優勝を狙う。

 紀平は昨季までスイスに拠点を置き、宇野昌磨(トヨタ自動車)らを指導するステファン・ランビエル氏に師事していた。

 オーサー氏のチームには、今季の新フリー「タイタニック」の振り付けを担当するデービッド・ウィルソン氏も所属。紀平は「多くのトップスケーターを輩出してきたオーサー・コーチと彼のチームの指導の下、北京五輪を目指すこととなり、大変うれしく思います。恵まれた練習環境なので、一日一日を大切に練習を積み重ねていきたい」とコメントした。

 紀平は今季のグランプリ(GP)シリーズで、10月下旬の第2戦スケートカナダと11月中旬の第4戦NHK杯にエントリーしている。

(山本哲志)

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