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優勝トロフィーを手にする北村響(左)と小林光希
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優勝トロフィーを手にする北村響(左)と小林光希

 ゴルフの播州信用金庫カップ兵庫県オープンレディーストーナメント(神戸新聞社主催)は12日、小野市の小野東洋ゴルフ倶楽部(6269ヤード、パー72)であり、4アンダーの68で北村響と小林光希が首位で並び、プレーオフでも決着がつかず両者優勝となった。

 北村は2017年以来2度目の栄冠で賞金100万円を獲得。小林は大会史上初のアマチュア優勝となり、ベストアマにも輝いた。

 大会には予選会を通過したアマチュア27人を含む106人が出場した。

【プレーオフで譲らず、大会史上初の両者優勝】

 1時間に及んだプレーオフでも決着がつかず、プロ8年目の北村とアマチュアの小林による熱戦は、大会史上初の両者優勝で幕を下ろした。

 18番(パー4)でのプレーオフ。小林は2度のバンカーにつかまりながら粘り、北村も右斜面のラフから好ショットを放つなど、ともにパーセーブ。5ホールを終えて互いに譲らず、大会規定で栄冠を分け合った。

 「2人とも良いプレーができた」と満足顔だったのは19歳の小林。10月の日本女子オープンで24位タイに入る実力者ながら、今年挑戦した2度のプロテストは合格ラインに届かなかった。得意のパットはプロからも称賛され「来年こそ」と力を込めた。

 2度目の優勝を飾った北村は「プロなんで1人で優勝したかった」と複雑な表情を浮かべた。今季は夏場に体重が5キロ減少するなどしたが、徐々に調子は上向いている。この日も6バーディーを奪って4年ぶりの女王に返り咲き「前後半アンダーで回れたことは納得している」とうなずいた。(尾藤央一)

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