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女子SPで首位発進した坂本花織(撮影・堀内翔)
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女子SPで首位発進した坂本花織(撮影・堀内翔)
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女子SPで首位発進した坂本花織(撮影・堀内翔)
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女子SPで首位発進した坂本花織(撮影・堀内翔)

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第4戦、NHK杯は12日、東京・国立代々木競技場で開幕し、女子ショートプログラム(SP)は2連覇を狙う坂本花織(シスメックス、神院大)が76・56点で首位に立った。河辺愛菜(木下アカデミー)が自己ベストの73・88点で2位、松生理乃(愛知・中京大中京高)が63・34点で7位。紀平梨花(トヨタ自動車、西宮市出身)は右足首の故障で欠場した。

 女子SPの坂本には貫禄さえ漂った。大技を跳んだライバルらを総合力で上回り、自己ベストに迫る高得点で首位発進。大人の舞が板についてきた21歳は「最後まで落ち着いて演技できていた」と冷静に振り返った。

 欠場の紀平に代わって出場した河辺が、冒頭にトリプルアクセル(3回転半)を成功。坂本がパワフルな2回転半を跳んでも5点以上の差があったが、その後のジャンプやスピンで安定して加点を稼ぎ、スケート技術など出場選手中1位の演技構成点でも引き離した。

 GP第1戦のスケートアメリカは、SPにミスが出て4位だった。同大会1位のトルソワがけがで今大会の出場を取りやめ、2位ウサチョワも演技直前の練習で転倒して棄権した。強敵ロシア勢不在とはいえ、フリーも順位を守ればGPファイナルへの視界が開ける。

 ただ、坂本が見つめるのはあくまで自分自身。ステップのレベルの取りこぼしやエッジ不明瞭とされた3回転ルッツを挙げ、「いつも伸びしろを残して終わるな」と、たゆまず完璧な演技を追い求めていた。(山本哲志)

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