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新型コロナ禍のため延期になっていた成人式に出席し東京五輪柔道女子52キロ級金メダリストの阿部詩選手。両手で「20歳」のポーズをつくる=12日午後、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸(撮影・小林良多)
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新型コロナ禍のため延期になっていた成人式に出席し東京五輪柔道女子52キロ級金メダリストの阿部詩選手。両手で「20歳」のポーズをつくる=12日午後、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸(撮影・小林良多)
新型コロナ禍のため延期になっていた成人式に出席した東京五輪柔道女子52キロ級金メダリストの阿部詩選手=12日午後、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸(撮影・小林良多)
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新型コロナ禍のため延期になっていた成人式に出席した東京五輪柔道女子52キロ級金メダリストの阿部詩選手=12日午後、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸(撮影・小林良多)

 東京五輪柔道女子52キロ級金メダリストの阿部詩(21)=日本体育大、夙川高出身=が12日、地元神戸市の成人式に出席し「一人の大人として、しっかりとした人間になれるよう、周りの方に感謝しながら生きていきたい」と笑顔で語った。

 成人式は当初、今年1月に予定されていたが、新型コロナウイルス禍で2度延期され、11カ月遅れで開かれた。

 阿部はこの日、ピンクと赤が映える振り袖姿で会場のノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)を訪問。式典後には報道陣の取材に応じ「出席できてとてもうれしい。開催していただいた方々に感謝したい」と話す。

 現在は関東を拠点とするが、生まれてから18歳までを過ごした神戸は「帰ってきたら落ち着く」という。印象深い場所を問われると「小さい頃に通っていた道場しか思い出がなくて…」と苦笑い。地元兵庫区の兵庫少年こだま会で鍛錬した日々を思い起こした。

 自国開催の五輪で頂点を極めた今年を振り返り「本当に充実した内容の濃い1年で、さらに成長できた。2022年は21年を超えられるよう、一歩一歩頑張りたい」と決意した。

 今後の試合については「まだ決まっていない」と前置きしつつ「来年の世界選手権に向けて練習していきたい」と3年ぶりの優勝が懸かる大舞台を見据えた。(藤村有希子)

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