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東京五輪の日本代表として10番を背負った堂安律=2021年7月22日、東京スタジアム
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東京五輪の日本代表として10番を背負った堂安律=2021年7月22日、東京スタジアム
サッカースクールの開校記念イベントで子どもたちとボールを蹴る堂安憂さん(右から3人目)。指導メニューは弟で日本代表の律と考案した=尼崎市、あまがさきキューズモール
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サッカースクールの開校記念イベントで子どもたちとボールを蹴る堂安憂さん(右から3人目)。指導メニューは弟で日本代表の律と考案した=尼崎市、あまがさきキューズモール
サッカースクールの開校記念イベントで子どもたちとボールを蹴る堂安憂さん(右)。指導メニューは弟で日本代表の律選手と考案した=尼崎市、あまがさきキューズモール
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サッカースクールの開校記念イベントで子どもたちとボールを蹴る堂安憂さん(右)。指導メニューは弟で日本代表の律選手と考案した=尼崎市、あまがさきキューズモール

 サッカー日本代表で、オランダ1部リーグPSVアイントホーフェンのMF堂安律(23)が、4月に地元の兵庫県尼崎市でサッカースクールを開校する。J3長野などでプレーした兄の憂さん(26)らと「故郷のレベルを底上げしたい」とアイデアを練り、JR尼崎駅前の大型商業施設屋上にフットサル場を新設。スクール名にも堂安の熱い思いが込められている。

 「NEXT10 FOOTBALL LAB(ネクスト10・フットボール・ラボ)」。昨夏の東京五輪でエースナンバーの10番を背負った堂安は、今年11月のワールドカップ(W杯)で日本代表の10番を目指している。そして「ここから次世代の10番を輩出したい」と名付けたという。

 堂安兄弟が考案した指導法を基に、2020年に現役を引退した憂さんらコーチが指導する。堂安が武器とするドリブルなどの個人技から状況判断、戦術、栄養学まで「プロになった2人だからこそ伝えられることがある」とスクール代表も務める憂さん。新型コロナウイルス禍の今は難しいが、堂安と触れ合う機会も設けていくという。

 「あまがさきキューズモール」の屋上スペースに、人工芝コート2面を建設中。10日から募集を始め、幼稚園児と小学生を先着順で受け入れる。チーム活動は行わず、少年団やクラブチームに所属したまま参加できる。

 3日に同モールで開いた記念イベントでは、プロを夢見る子どもたちがミニゲームなどを楽しんだ。高砂市立阿弥陀小5年の山崎翔空(とあ)君(11)は、堂安も小学生の頃に技術を磨いた西宮サッカースクール(西宮SS)に所属。華麗なリフティングやドリブルから「天才キッズ」としてテレビ番組への出演経験もあり、「堂安選手のように日本代表で10番をつけられるような選手になりたい」と目を輝かせていた。

 スクールの詳細はNEXT10 FOOTBALL LABの公式ホームページまで。(山本哲志、有島弘記)

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