バドミントンの第２２回全日本中学生選手権は２６、２７日、徳島県鳴門市のアミノバリューホールなどで開催される。男女のシングルス、ダブルスと混合ダブルスの計５試合で争う都道府県対抗の団体戦で、兵庫など４８チーム（開催県は２チーム）が覇権を争う。

　兵庫の男子はシャトルを上げない低空戦が得意な和久田と、鉄壁のレシーブや威力のあるスマッシュが武器の大塚が２年連続メンバー入り。女子は５人とも初出場で、２年生の藤井は「粘り強く、相手よりも１本でも多くシャトルを追い続ける」と意気込む。

　新型コロナウイルスの影響で全体練習ができていないが、前回大会からチームを率いる越智監督は「目指せ予選突破」と、６年ぶりの決勝トーナメント進出を見据える。予選リーグは福井、鳥取と同組で、１位になれば１６チームで争う決勝トーナメントに進む。

　昨年は予選リーグで２勝を挙げながら、広島に２－３で敗れ、惜しくも決勝トーナメント進出を逃した。主将の和久田は「その悔しさをばねに、自分の改善すべきところを徹底的に練習してきた。チームとしてのノリと勢いを大切にしたい」と雪辱を誓う。（小川康介）

■兵庫のメンバー

監　　督　越智　　崇（神吉教）

コーチ　　井村　真士（宝殿教）

男子選手　和久田哲平（三田長坂）

　　　　　大塚　悠翔（櫨　　谷）

　　　　　木幡　皇紀（井吹台）

　　　　　日野　柊希（園　　田）

　　　　　宇都　太輔（加古川）

女子選手　藤井　志織（園田学園）

　　　　　奥谷　咲羽（平　　岡）

　　　　　梅谷　彩加（氷　　丘）

　　　　　砂原　沙和（氷　　丘）

　　　　　佐々木未羽（園田学園）