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INAC神戸のテクニカルアドバイザーに就いた元J1神戸の朴康造氏=神戸市東灘区の神戸レディースフットボールセンター
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INAC神戸のテクニカルアドバイザーに就いた元J1神戸の朴康造氏=神戸市東灘区の神戸レディースフットボールセンター

 サッカー女子プロ、Yogibo WEリーグで首位を走るINAC神戸に、頼もしいスタッフが加わった。今月1日付でテクニカルアドバイザーに就任したJ1神戸OBの朴康造(パク・カンジョ)氏。組織のパイプ役として、全カテゴリーの指導に携わる予定で「アカデミーからトップチームに選手を輩出する流れをつくりたい」と力を込める。

 尼崎市出身の朴氏は、豊富なスタミナを武器に京都と神戸でJ1通算209試合に出場し、20得点を挙げた。2000年には韓国代表MFとして国際試合も経験した。

 INAC神戸はWEリーグで11勝2分けと無敗を誇り、2位に勝ち点9差をつけて初代女王へ突き進む強豪。朴氏が女子のサッカークラブに携わるのは初めてだが「細やかなテンポやパスワークで相手を崩す技術は男子以上に魅力的」と印象を語る。

 就任に際し、神戸時代にともにプレーし「人生のメンター(助言者)」と慕う元日本代表FW三浦知良(鈴鹿ポイントゲッターズ)からは「女子サッカーを盛り上げて」と激励されたという。

 12年に引退後はJ1神戸のスクールコーチを務め、「(技量の異なる子どもたちに対し)どんな言葉で伝えればいいか、掘り下げる作業が難しく勉強させてもらった」と振り返る。その経験を生かし、「『プラス1』のチーム力を高める力になれたら」と意気込む。(長江優咲)

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