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一般・高校女子走り高跳び決勝 1メートル73で優勝した順大の井上紗耶加(撮影・吉田敦史)
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一般・高校女子走り高跳び決勝 1メートル73で優勝した順大の井上紗耶加(撮影・吉田敦史)
兵庫リレーカーニバル一般・高校女子走り高跳び決勝 1メートル73の跳躍に成功し、ガッツポーズする順大の井上紗耶加(撮影・吉田敦史)
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兵庫リレーカーニバル一般・高校女子走り高跳び決勝 1メートル73の跳躍に成功し、ガッツポーズする順大の井上紗耶加(撮影・吉田敦史)

 約5年半ぶりの自己タイ記録に思わずガッツポーズが出た。一般・高校女子走り高跳びは、井上(順大)が2人によるジャンプオフ(優勝決定戦)で1メートル73を越えて優勝。「跳べた瞬間びっくりした」と破顔した。

 北神戸中3年時にマークした1メートル73は今も兵庫中学記録として残る。以来、更新できず「いつになったらベストが出るのか」と苦しんできた。昨年はシーズン中に助走を変えるなど試行錯誤を繰り返した。

 練習の短い助走では安定して飛べることを生かし、今年2月末の沖縄合宿から前半はリラックスして最後の5歩で地面を踏みしめるように改良。その意識が功を奏した。

 ジャンプオフは試技内容で並んだ北摂三田高の後輩、山下との勝負。「闘争心が出た」と一発で決めた。くしくも中学時代に1メートル73を跳んだのは、同じユニバー記念競技場。縁起のいい会場で飛躍への足掛かりをつかみ、「次は1メートル76が目標」と目を輝かせた。(今福寛子)

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