サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ（ＡＣＬ）１次リーグＪ組の神戸は、２５日午後１１時（日本時間）から、タイのブリラムでチェンライ（タイ）と中２日で再戦する。開幕３連勝を飾り、日本勢一番乗りで決勝トーナメント進出を決められるか。

　Ｊ組は２勝の神戸が首位、１勝１敗の傑志（香港）が２位、２敗のチェンライが最下位。２２日の前戦で神戸はチェンライに６－０で大勝したが、ロティーナ監督は「大事なのは常に向上していくこと」とたゆまずチームづくりに取り組む。

　強行日程の中、大迫や山口ら主力７人が２戦連続で先発しており、「３日ごとに試合をすれば疲れがたまるのは当然のこと。次はフレッシュな選手が並ぶだろう」とロティーナ監督は大胆な入れ替えを示唆した。傑志戦に途中出場でデビューを果たした相生学院高出身のＭＦ日高、ユース出身のＤＦ尾崎らルーキーにチャンスは巡ってくるか。

　今季公式戦最多の６ゴールを挙げた前戦は、守備でも初の完封勝ち。ＧＫ前川は「チーム一丸となって守備のオーガナイズ（組織化）が構築できてきている。もっと守りやすくなってくる」と堅守復活に手応えを示した。（山本哲志）