バスケットボール男子Bリーグ2部(B2)の西宮は3日、マティアス・フィッシャー監督(50)の退任を発表した。西宮を3季指揮したが、1部(B1)復帰に導けなかった。後任は未定。同監督はB1大阪の監督に就任する。
フィッシャー監督は母国ドイツのトップリーグや、同国とルクセンブルクの両代表チームで指導経験がある。西宮は今季、13連勝で一時西地区の首位を走ったが、終盤に失速し通算36勝19敗で3位。プレーオフは昨季に続いて準々決勝で敗れ、B1昇格を逃した。
同監督は「選手と共に戦った3季は大切な記憶。ファンの存在や会場の雰囲気がいとおしく、絶対に忘れない」とコメントした。(藤村有希子)