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神戸-G大阪 後半、神戸の大迫がPKを決め同点とする=ノエビアスタジアム神戸(撮影・秋山亮太)
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神戸-G大阪 後半、神戸の大迫がPKを決め同点とする=ノエビアスタジアム神戸(撮影・秋山亮太)
神戸-G大阪 後半ロスタイム、勝ち越しゴールを決める神戸の大迫(右から3人目)=ノエビアスタジアム神戸(撮影・秋山亮太)
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神戸-G大阪 後半ロスタイム、勝ち越しゴールを決める神戸の大迫(右から3人目)=ノエビアスタジアム神戸(撮影・秋山亮太)

 サッカーの明治安田J1リーグ第30節最終日の18日、厳しい残留争いを続ける17位ヴィッセル神戸は、本拠地ノエビアスタジアム神戸で16位ガンバ大阪と直接対決し、2-1で今季初の逆転勝ちを飾った。2連勝で8勝7分け14敗の勝ち点31とし、自動降格圏を抜けて一気に13位まで浮上した。

 試合前、両チームの勝ち点差はわずか1。神戸は前の試合でFC東京に2-1で逃げ切り勝ちし、ホーム2戦で勝ち点4を積み上げていた。8月に元神戸指揮官の松田浩監督が就任したG大阪は、2連勝後、ここ2試合は黒星、スコアレスドローとなっていた。

 神戸はホーム3連戦を締めくくる重要な関西対決で、けがによる欠場が続いていた日本代表FWの大迫勇也がベンチ入りし、同じくけがの元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタはメンバー外。先発は前節のFC東京戦と同じ顔ぶれで臨んだ。

 神戸は前半13分、守りの要、マテウス・トゥーレルが負傷交代するアクシデントに見舞われたが、ホームの大観衆の手拍子に後押しされ、攻勢を切らさない。前半26分、飯野七聖、武藤嘉紀とつないで佐々木大樹が右足シュート。直後には酒井高徳の左クロスに武藤が左足で合わせたが、いずれもGK東口順昭に阻まれた。前半45分には小林祐希の右クロスに汰木(ゆるき)康也が右足で合わせたが、枠を捉えられず、前半を0-0で終えた。

 後半開始から、神戸の吉田孝行監督は大迫と21歳の小田裕太郎のFW2枚を投入。後半5分、小田の右クロスに武藤が右足で合わせたが、これも相手にブロックされた。すると、流れはG大阪へ。後半10分、クロスをレアンドロペレイラに押し込まれ、神戸は先制を許した。

 決定機をものにできないまま残り10分を迎えたが、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入で武藤がペナルティーエリア内でファウルを受けたと判定され、神戸がPKを獲得。後半38分、大迫が落ち着いてゴール左に決め、1-1の同点に追い付いた。

 後半ロスタイムには武藤からのパスを受けた大迫が左足で浮かせて、右足でゴール左に決勝点を突き刺し、試合をひっくり返した。大迫はJ1通算50得点となった。

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