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現役最後の試合前に恩師の神戸国際大付高・青木尚龍監督(右)と握手を交わすヤクルト坂口智隆=3日午後、東京都内(提供写真)
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現役最後の試合前に恩師の神戸国際大付高・青木尚龍監督(右)と握手を交わすヤクルト坂口智隆=3日午後、東京都内(提供写真)
引退試合で安打を放つ坂口智隆=3日午後、神宮(撮影・高石航平)
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引退試合で安打を放つ坂口智隆=3日午後、神宮(撮影・高石航平)
現役最後の試合で、村上宗隆と抱き合って感極まる坂口智隆=3日午後、神宮(撮影・金田祐二)
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現役最後の試合で、村上宗隆と抱き合って感極まる坂口智隆=3日午後、神宮(撮影・金田祐二)
現役最後の試合で、チームメートの山田哲人と抱き合って感極まるヤクルト坂口智隆=3日午後、神宮(撮影・金田祐二)
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現役最後の試合で、チームメートの山田哲人と抱き合って感極まるヤクルト坂口智隆=3日午後、神宮(撮影・金田祐二)

 万雷の拍手を浴びる教え子の最終戦を、高校時代の恩師が現地で見届けた。今季限りでの現役引退を表明しているプロ野球ヤクルトの坂口智隆外野手(38)が3日、神宮球場で行われたDeNA戦にスタメン出場。神戸国際大付高の青木尚龍監督(58)は「幸せな野球人生だったのでは」と目を細めた。

 試合前に会った坂口は「引退を発表してから体が動かない」と苦笑いしていたというが、1打席目で通算1526本目の安打を左前に放った。2打席目は遊飛に倒れ、直後の守備で交代する際には感極まった表情でナインと抱擁を交わし、青木監督も目頭を熱くした。

 スタンドには背番号42のユニホームを着たファンがあちこちに。多くの人に愛された“グッチ”を肌で感じ、「試合を見に来ると、これがいつもうれしい」と青木監督。試合後のセレモニーで、裏方の関係者やDeNAファンにもお礼を述べるまな弟子の姿に、「大選手に『成長した』とは言えないが、目配り、気配りができるようになった」と感慨深げだった。

 大観衆に見守られながら、20年間のプロ野球生活を締めくくった坂口。青木監督は「約30年前に監督になった時には考えられなかったこと。こっちが感謝やね。ありがとう」(初鹿野俊)

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