日本サッカー協会は1日、20日開幕のワールドカップ(W杯)カタール大会に臨む日本代表26人を発表し、Jリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸のFW大迫勇也(32)は落選し、3大会連続の代表入りを逃した。
鹿児島県出身の大迫は、前回のロシア大会でエースFWとして活躍。昨夏にブレーメン(ドイツ)から神戸に加わった。今季はけがに悩まされてW杯行きが危ぶまれていたが、戦列復帰した9月以降は5試合で3ゴールを挙げ、神戸をJ1残留に導いた。
味方を生かすポストプレーは健在で、10月29日の川崎フロンターレ戦を視察した森保一監督は「コンディションが戻ってきている」とし、自ら復調ぶりを確認していたが、発表で名前は呼ばれなかった。
昨夏まで神戸で3年間プレーし、セルティック(スコットランド)に移籍して得点を量産していたFW古橋亨梧(27)のほか、4年前のロシア大会に出場したシントトロイデン(ベルギー)のFW岡崎慎司(36)=宝塚市出身=とMF香川真司(33)=神戸市垂水区出身、G大阪のDF昌子源(29)=同市北区出身=は選ばれなかった。(山本哲志)
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日本代表に選出されたメンバーは次の通り。
■GK
川島永嗣(ストラスブール)
権田修一(清水)
シュミット・ダニエル(シントトロイデン)
■DF
長友佑都(FC東京)
吉田麻也(シャルケ)
酒井宏樹(浦和)
谷口彰悟(川崎F)
山根視来(川崎F)
板倉滉(ボルシアMG)
中山雄太(ハダースフィールド)
冨安健洋(アーセナル)
伊藤洋輝(シュツットガルト)
■MF/FW
柴崎岳(レガネス)
遠藤航(シュツットガルト)
伊東純也(スタッド・ランス)
浅野拓磨(ボーフム)
南野拓実(モナコ)
守田英正(スポルティング)
鎌田大地(フランクフルト)
相馬勇紀(名古屋)
三笘薫(ブライトン)
前田大然(セルティック)
堂安律(フライブルク)
上田綺世(セルクル・ブルージュ)
田中碧(デュッセルドルフ)
久保建英(ソシエダ)









