スポーツ

  • 印刷
試合後に交流する関学大と日大の選手たち=22日、神戸市王子スタジアム
拡大
試合後に交流する関学大と日大の選手たち=22日、神戸市王子スタジアム

 過去の遺恨を乗り越えて、会場が和やかな雰囲気に包まれた。大学アメリカンフットボールの強豪、関学大と日大が22日、神戸市灘区の王子スタジアムで交流戦を行った。両校は過去に定期戦を重ねてきたが、2018年5月に日大選手の危険なプレーで関学大選手が負傷し「悪質タックル」として社会問題化。5年ぶりに春の対戦が実現し、関学大の大村和輝監督は「日大さんとはずっと交流もあった。こういう関係はできるだけ続けたい」と話した。

 試合後は両校の選手が場内で歓談し、写真撮影するなど親交を深めた。試合前のトークショーには5年前の試合当時の監督だった鳥内秀晃さん、タックルを受けた奥野耕世さんも登壇。会場の盛り上げに一役買った。

 試合は関学大が終了間際に逆転して14-10で勝利。関学大の海崎琢主将は注目を集めた一戦に「自分たちのやるべきことをやっていこうと話していた」。日大の武田真一ヘッドコーチは「私たちが今後どうしていくかに尽きる。恩返しをしていきたい」と語った。

 両校は20年12月に東西大学王座決定戦、第75回甲子園ボウルで顔を合わせたが、春の試合は新型コロナウイルスの影響などで持ち越されていた。

スポーツ
スポーツの最新
もっと見る
 

天気(9月7日)

  • 34℃
  • 27℃
  • 20%

  • 36℃
  • 24℃
  • 40%

  • 35℃
  • 26℃
  • 20%

  • 35℃
  • 25℃
  • 30%

お知らせ