車いすバスケットボールの皇后杯第32回日本女子選手権は5日、神戸市須磨区のグリーンアリーナ神戸で開幕した。クラブチームの日本一を決める大会で、今年は全国から5チームが参加。来年のパリ・パラリンピックを目指すトップ選手らも出場し、技とスピードを披露した。
8連覇を目指すカクテル(近畿)は53-35でSCRATCH(東北)に快勝し、決勝進出。東京パラリンピック代表の北間優衣(伊丹市出身)、北田千尋ら代表経験者を多く擁し、持ち味であるオールコートの激しい守備で流れをつかんだ。
決勝に向け、主将を務める北間は「カクテルらしいバスケを見せて結果がついてくればいい」と意気込んだ。
最終日の6日は決勝と順位決定戦が行われる。(今福寛子)