今年３月の世界選手権に出場した壷井達也（シスメックス、神戸大）が、現役引退を表明した。男子ＳＰ１０位から、この日のフリーでは二つのジャンプで転倒するなど精彩を欠き、合計で自己ベストを４５点近く下回って１３位。「今季で引退すると決めた。今日の結果次第だと思っていた。来季につながる結果を残すことができなかった」と涙をこらえながら話した。今後は神戸大の大学院に進む。五輪代表候補として「（大学を休学して）挑戦した１年は無駄にはならない」と潔く話した。（船曳陽子）
壷井、現役引退を表明 13位、涙こらえ「来季につながる結果残せず」
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