4年ぶりの「総踊り」に熱が入る踊り手たち=16日夜、丹波篠山市北新町(撮影・秋山亮太)
4年ぶりの「総踊り」に熱が入る踊り手たち=16日夜、丹波篠山市北新町(撮影・秋山亮太)

 西日本最大級の民謡と踊りの祭典「丹波篠山デカンショ祭」が16日、丹波篠山市北新町の篠山城跡三の丸広場周辺であった。初日の15日は台風7号の接近で中止になったが、市民らは4年ぶりに大やぐらを囲み、幾重にも踊りの輪をつくった。

 今年は祭りの開始から70年の節目。近世から伝わるデカンショ節にのせて踊る盆踊りで、夏の風物詩となっている。2015年には、デカンショ節にまつわるストーリーが「日本遺産」に認定された。

 午後7時過ぎ、デカンショ節にのせ、「ヤグラ総踊り」がスタート。新型コロナウイルス禍では3年連続で中止となっただけに、久々の大イベントに笑顔の花が咲いた。

 「デカンショデカンショで半年暮らす」の有名な歌のほか、「味も黒さも筋金入りの 日焼け親父と丹波黒」など公募による新しい歌詞も披露された。城跡の石垣を背景に、約500発の華麗な花火も祭りに花を添えた。(堀井正純)