丹波市の中学硬式野球チーム「丹波ヤングベースボールクラブ」が、岡山県で30日に開幕する全国大会「第32回ヤングリーグ春季大会」に挑む。2年連続の出場で、選手たちは「全国制覇を」と意気込む。
■必勝を期し、練習に汗
2016年結成の同クラブは「全日本少年硬式野球連盟」(尼崎市)に加盟。丹波市山南町村森の円応教グラウンドを拠点にし、現在、丹波市や近隣市町の約60人が所属する。
12チームが競った兵庫県の東支部予選では2勝1敗で2位に。全国大会は兵庫勢7チームを含む32チームのトーナメント戦で、初戦は西関東代表の山梨県のチームとぶつかる。過去3回の出場ではまだ未勝利といい、選手たちは必勝を期し、練習に汗を流している。
中西天志(てんし)主将(14)=西脇市立西脇中学校2年=は「入団した時から目標は全国制覇。守備と走塁で試合の流れを引き寄せ、攻撃につなげたい」とやる気十分。捕手の宮本大誠選手(14)=丹波市立柏原中学校2年=は「接戦をものにできるよう、配球や声かけで仲間を支えたい」と話していた。(那谷享平)
























