瀬戸内海側と日本海側を結ぶ低地帯で、本州で最も低い中央分水界がある丹波市を通る「氷上回廊」が、寒冷な環境で繁殖する植物の東西への分布拡大を妨げてきたことが、県立人と自然の博物館(三田市)の村上哲明(のりあき)館長(66)=植物分類学=のグループによる研究で明らかになった。氷上回廊は従来、人を含む動植物が南北へ容易に移動するための重要ルートと位置付けられてきたが、東西へ移動する場合には障壁となる場合があることが初めて確かめられた。(井原尚基)
瀬戸内海側と日本海側を結ぶ低地帯で、本州で最も低い中央分水界がある丹波市を通る「氷上回廊」が、寒冷な環境で繁殖する植物の東西への分布拡大を妨げてきたことが、県立人と自然の博物館(三田市)の村上哲明(のりあき)館長(66)=植物分類学=のグループによる研究で明らかになった。氷上回廊は従来、人を含む動植物が南北へ容易に移動するための重要ルートと位置付けられてきたが、東西へ移動する場合には障壁となる場合があることが初めて確かめられた。(井原尚基)