【エルサレム共同】支援物資を積んだ船団でパレスチナ自治区ガザを目指しているスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんは4日「私たちを投獄するというイスラエルの脅迫には屈しない」と強調した。SNSで発表した声明で、飢餓に苦しむガザの人々が「最も基本的な人権を奪われている」と訴えた。
メディアによると、極右政党党首のベングビール国家治安相は今週、船団の活動家らを「テロリストとして拘束する」と主張した。グレタさんは活動が平和的で合法だとして「脅迫には根拠がなく、本来であればコメントする価値すらない」と断じた。
グレタさんは6月にもガザを目指したが、イスラエル当局に拿捕され国外退去となった。