【ベルリン共同】ポーランドのトゥスク首相は9日、ベラルーシとロシアの合同軍事演習「ザパド(西方)2025」を12~16日に控え、ベラルーシとの国境を「国家安全保障上の理由」で封鎖すると発表した。さらにベラルーシのスパイを拘束したことを明らかにし、同国の外交官を追放する方針も示した。

 東欧ではロシア軍のものとみられる無人機による領空侵犯が相次ぎ、各国は警戒を強化している。ポーランドでは8月、ロシア軍がウクライナ侵攻で使用する無人機とみられる物体が東部オシニで落下し爆発した。