【北京共同】中国のインターネット規制当局は23日までに、交流サイト(SNS)への悪質な投稿を取り締まるキャンペーンを実施すると発表した。対立の助長や、悲観的な感情を呼び起こすコンテンツを排除する。中国政府はメディアやSNSへの統制を強化しており、今回の取り組みもその一環となる。
取り締まりの期限は2カ月で、SNSやショート動画、ライブ配信のプラットフォームが重点対象となる。トピックやランキング、コメントを全面的に点検し、問題があれば是正を求める。
経済的な不安をあおる投稿のほか「努力や勉強は無駄」といった極端な悲観論も対象になる。デマや暴力関連も厳しく調べる。