25日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=148円台後半で取引された。
午後5時現在は前日比77銭円安ドル高の1ドル=148円81~83銭。ユーロは11銭円安ユーロ高の1ユーロ=174円61~65銭。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が23日の講演で、経済指標を見極めて追加利下げを判断する姿勢を示した。利下げペースが遅くなるとの見方からドル買い円売りが優勢となった。
市場では「日経平均株価が上昇したことで、投資家のリスク選好姿勢が強まり、比較的安全な資産とされる円を売る動きにつながった」(外為ブローカー)との声があった。