兵庫県教育委員会は24日、近隣に住む女性にストーカー行為をしたとして、三田市立中学校の男性教諭(40)を停職3カ月の懲戒処分にしたと発表した。教諭は同日付で依願退職した。
県教委によると、教諭は6月に神戸市内の同じマンションに住む女性宅の郵便受けに汚物を投入し、玄関ドア前をうろつくなどした。有馬署が7月に県迷惑防止条例違反容疑で逮捕。神戸簡裁は8月、ストーカー規制法違反罪で罰金の略式命令を出した。
ほかに、児童間のトラブルを収めようと児童の両腕をつかんで転倒させ、頭や首に全治2週間のけがをさせたとして、加古川市立小の男性教頭を減給10分の1(3カ月)とした。
また、生徒の吃音を本人に対してまねるなどした西播磨地区の県立高校の男性教諭(25)を減給10分の1(1カ月)に。運動部の指導で「やめてしまえ」と言ったり、家庭の事情で早退する生徒に「部活の優先順位はどこなのか」と発言したりした同地区の県立高校の男性教諭(25)を戒告処分とした。(鈴木雅之)