「春高バレー」と呼ばれる全国大会常連の秋田県立雄物川高(横手市)男子バレーボール部の宇佐美大輔監督(46)が部員を殴ったり、暴言を吐いたりする体罰をしていたことが7日、関係者への取材で分かった。県バレーボール協会は6日付で、1年間の謹慎処分とした。
宇佐美氏はセッターとして活躍し、2008年の北京五輪に出場した。14年から同校バレー部の監督を務めていた。
関係者によると部員を靴で殴ったり、体を床に押し倒したりするなどの暴力を日常的に行っていたとみられる。体罰を訴えている部員は学校を休んでおり、宇佐美氏も自宅待機している。雄物川高は取材に「事実関係は調査中で答えられない」とした。