やり投げ教室を終え、参加した高校生たちと記念写真に納まる北口榛花(中央)=等々力補助競技場
 やり投げ教室を終え、参加した高校生たちと記念写真に納まる北口榛花(中央)=等々力補助競技場

 陸上女子やり投げでパリ五輪覇者の北口榛花(JAL)が18日、川崎市の等々力補助競技場でやり投げに特化した「はるかなる教室」を開いた。自ら考案した初めての試みで、中高生に身ぶり手ぶりで指導し「何か持ち帰ってもらえるものがあれば。少しでも思い出になってくれたらうれしい」と笑顔で振り返った。

 経験の有無を問わずに募集した中学生の部では、基本動作から伝授し「やり投げが一つの選択肢になってほしい」。全国高校総体出場選手らも参加した高校生の部では「試行錯誤するフェーズに入っていくと思うが、消化しながら次のステップに進んでもらえたら」と願いを口にした。