科学技術振興機構(JST)は26日、優れた若手女性研究者に贈る本年度の「輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)」を、九州大の中野知香助教(36)に贈ると発表した。東京や東南アジアで海洋プラスチック汚染の調査を推進、海水中の微小プラを分析する手法の国際規格づくりにも貢献した。中野さんは「私にとって遠い存在だった賞。本当にいいのかな」と驚き、喜んだ。
賞は2019年度に始まり、7回目。
機関を対象とした「輝く女性研究者活躍推進賞」には大阪公立大を選んだ。
同時発表のJST理事長賞には、脳血管の難病「もやもや病」を研究する東京科学大の原祥子講師(41)を選んだ。

























