西武は22日、台湾プロ野球の統一から林安可外野手(28)=184センチ、90キロ、左投げ左打ち=を獲得したと発表した。背番号は73。昨年の国際大会「プレミア12」で同国代表として優勝に貢献した好打者で、今オフに海外移籍制度を利用し契約を目指していた。

 球団を通じ「日本の野球に挑戦できることを心からうれしく思う」とコメントした。広池浩司球団本部長は「台湾代表でも中軸を務める長打力が最大の特長。さらに伸びしろのある選手」と期待した。

 2020年に本塁打、打点のタイトルを獲得。今季は90試合で打率3割1分8厘、23本塁打、73打点。