前橋市議会は26日の議会運営委員会で、小川晶市長(42)の辞職に同意するかどうかを27日招集の定例会本会議に諮ると決めた。最大会派と第2会派は同意する方針。両会派で過半数を占め、27日の辞職が認められる見込み。複数の関係者が26日明らかにした。市職員とのラブホテル面会問題は発覚から約2カ月で、辞職により責任を取る形となる。
辞職に伴う市長選は、議長が市選挙管理委員会に通知した翌日から50日以内に実施される。小川氏は14日、出直し市長選となった場合に立候補する考えを示していた。
最大会派の前橋高志会、第2会派の前橋令明はいずれも自民党系。定数38(欠員1)のうち、所属市議は計21人となる。
26日の議運委で、全体の8割を占める7会派が、27日の本会議へ共同提出するとしていた小川氏の不信任決議案を取り下げると申し出て、了承された。不信任案は可決される公算が大きかった。
一方、小川氏は26日、市役所で公務に臨んだ。25日に辞職の意向が明らかになった後、記者団の取材には応じていない。
























