来年秋に愛知県で開催されるアジア・アジアパラ競技大会に向け、県警と同県西尾市消防本部などの約40人が27日、ボクシング会場の市総合体育館や周辺で無差別テロの対応訓練を実施し、刃物を持った不審者の制圧やけが人救助の手順を確認した。
訓練では、不審者が市内の駐在所を襲撃した後、市総合体育館で無差別に観客を切りつけ、客席に爆発物を取り付けたと想定した。
県警機動捜査隊員らが、駐在所からの逃走者を捜索。体育館で客席に爆発物を取り付けた後、刃物を手にして立つ不審者を、西尾署員4人が制圧し身柄を確保した。到着した消防署員が、切り付けられ歩けない負傷者を担架に乗せるなどして救助した。
























