【キーウ共同】ウクライナ国営原子力企業エネルゴアトムを巡る巨額汚職事件で、国家汚職対策局(NABU)は前国防相のウメロフ国家安全保障・国防会議書記を事情聴取した。ウクライナメディアが26日に報じた。ウメロフ氏は、事件の中心人物でゼレンスキー大統領の元ビジネスパートナーのミンディッチ氏と面識があった。
聴取は25日に実施され、ウメロフ氏は参考人の位置付け。刑事訴追を前提にはしておらず、ミンディッチ氏と政権の関係を確認するのが目的とみられる。
NABUは、ミンディッチ氏が国防省関連の契約で不正な利益を得るためウメロフ氏に働きかけた疑いがあるとみている。
ミンディッチ氏は国外逃亡した。
























