長野県中野市の北信総合病院は27日、スキーやスノーボードによるけがを専門とする医療・研究機関を開設したと発表した。病院によると、スキーやスノボを専門とする治療拠点は全国的に珍しい。周辺には志賀高原や野沢温泉など、国内有数のスキー場があり、地元の信州大と連携して事故の予防に向けた研究を進める方針。
拠点の名称は「スキー・スノーボード外傷センター」で、10月1日から院内に設置した。治療に当たる医師を増員したほか、患者から事故当時の状況を尋ねる問診票も作成。信州大が要因を分析し、予防に向けた啓発活動につなげる予定だ。
























