福岡県福津市の宮地嶽神社で20日、毎年交換する物としては「日本一の大きさ」というしめ縄をかけ替え、新年を迎える準備をする「大しめ祭」が行われた。直径約2・6メートル、長さ約11メートル、重さ約3トンで、材料の稲を育て、より合わせ、かけ替えるまでに延べ1500人ほどの氏子らが携わった。
20日は青空の下、氏子ら約120人が2本の縄をより合わせて大しめ縄を完成させた。重機を使って慎重に運び、拝殿にかけた。
作業を見ていた北九州市の無職尾畠久直さん(78)は「関わっている方々の熱気がすごかった。来年も健康に一年を過ごせるよう願った」と話した。
























