北朝鮮のミサイル発射を受け、記者会見する小泉防衛相=4日午前、防衛省
 北朝鮮のミサイル発射を受け、記者会見する小泉防衛相=4日午前、防衛省

 【ソウル共同】韓国軍合同参謀本部は4日、北朝鮮が同日午前7時50分(日本時間同)ごろ、首都平壌付近から日本海に向けて弾道ミサイル数発を発射したと明らかにした。飛行距離は約900キロとしている。韓国軍が北朝鮮の弾道ミサイル発射を確認するのは昨年11月以来。日米韓が詳細を分析している。

 小泉進次郎防衛相は4日、少なくとも2発が発射され、いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下したとの見方を示した。変則軌道の可能性があり、最高高度は約50キロ、飛行距離は900~950キロ程度とみられるとした。小泉氏は「国際社会の平和と安全を脅かす」と述べ、北京の大使館ルートを通じ厳重に抗議したと明らかにした。

 高市早苗首相は4日、航空機と船舶の安全確認の徹底などを関係省庁に指示した。現時点で被害は確認されていない。

 韓国の李在明大統領は4日に中国を訪問、5日の習近平国家主席との会談で北朝鮮核問題も協議するとみられ、発射はこうした動きに対するけん制の可能性がある。