【ワシントン共同】トランプ米大統領は3日の記者会見で「米国の巨大な石油会社がベネズエラで数十億ドル(数千億円)を投じて石油インフラを修復し、国のために利益を上げ始める」と主張し、米石油大手にベネズエラに復帰して石油産業を再生するよう促した。
世界最大の石油埋蔵量を誇るベネズエラは50年前の1976年に石油産業を国有化した。チャベス前大統領が外資系企業の資産を接収して20年近くが経過したが、不適切な管理や投資不足でインフラが劣化し、産油量も大幅に減少している。
ニュースサイトのポリティコによると、トランプ政権の当局者はここ数週間、石油会社の幹部らに対し、ベネズエラ政府に接収された資産の補償を求めるなら、すぐにベネズエラで事業を再開し、崩壊した石油産業の再生に向けて多額の投資をするよう要請した。
だがマドゥロ大統領拘束後のベネズエラの政情が不透明なため石油大手は慎重な姿勢を崩しておらず、従業員や設備の安全が保証されるのかなども懸念しているという。
石油生産は現在、日量約90万バレルに低迷している。























