【北京共同】中国外務省は4日、ベネズエラのマドゥロ大統領夫妻を拘束した米国に対し「深刻な懸念」を表明、夫妻の即時解放を求める報道官談話を発表した。「ベネズエラ政権の転覆」をやめ、対話を通じて問題を解決するよう呼びかけた。
談話は「米国の行為は国際法や国連憲章に明らかに違反している」と指摘。夫妻の身の安全を確保するよう訴えた。
中国外務省は3日夜にも、米軍によるベネズエラ攻撃を受け「米国が主権国家に対して武力を使用し、一国の大統領に手を出したことに深い衝撃を受けており、強く非難する」との報道官談話を発表した。
談話は「米国の覇権的行為は国際法に著しく違反し、ベネズエラの主権を侵害しており、断固として反対する」と強調。米国に対して国際法を順守し、他国の主権への侵害をやめるよう求めた。
中国は反米左派のマドゥロ政権との関係を重視し、習近平国家主席は昨年5月に訪問先のロシアでマドゥロ氏と会談した。ベネズエラは世界最大の原油確認埋蔵量を誇り、大半が中国向けに輸出されている。























