【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は5日、米国によるベネズエラ攻撃を協議する緊急会合を開いた。ベネズエラは攻撃を批判し同国のマドゥロ大統領の即時釈放を要求、米国は「合法的な法執行だ」と主張し、非難の応酬になった。各国から武力行使は国際法違反だとして懸念が示された一方、マドゥロ政権による人権侵害や麻薬密輸への批判も相次ぎ、対立があらわになった。
国連のグテレス事務総長は声明で、攻撃について「国際法の規則が尊重されず、深く懸念する」と表明した。
会合を要請したベネズエラのモンカダ国連大使は、攻撃は武力行使を禁じた国連憲章の「明白な違反だ」と強調。マドゥロ氏の「拉致」は「国家元首の免責特権の侵害」だと主張し、一緒に連行された妻と共に直ちに帰国させるよう求めた。中国やロシア、コロンビアも「一方的な攻撃」だとして強く非難した。
米国のウォルツ国連大使はマドゥロ氏について「数十万人の米市民を殺した麻薬テロの責任者だ」とし、「戦争を仕掛けたのではなく、合法的な起訴状に基づく法執行だ」と述べ、攻撃を正当化した。























